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【弱視当事者が選ぶ】視覚障害者を助ける道具ランキング6選

この記事で分かる事
  • 両目0.02の僕が実際に毎日使っている道具7つ
  • 道具を選ぶときに僕が大事にしている考え方
  • お金をかけずに今日からできる工夫
  • 買う前に確認したい補助の制度

「見えにくさをカバーする道具がほしい!でも種類が多すぎて何から試せばいいかわからない」。

そんなふうにあなたは迷っていませんか?

僕は両目0.02の弱視(錐体ジストロフィー)です。
これまでいろいろな道具を試してきました。

正直に言うと合わなかったものもあります。
高いお金を出して買ったのにほとんど使わなくなった道具もあるんです。

だからこそカタログのような一覧ではなく、
「実際に毎日使っているもの」だけを順位にしました。

我慢して見えにくいまま過ごすのは目にも心にも負担がかかりますよね。

ちだっち

本当に使えるグッズを厳選したのでぜひ最後までご覧ください。

ちだっち

  • 両目0.02の弱視(錐体ジストロフィー/身体障害者手帳1級)
  • 小2から徐々に視力が低下、高校1年で診断
  • 社会人8年目(現在は障害者雇用の契約社員)
  • 遮光サングラス・大型モニター・読み上げ機能を毎日使用
  • FP3級・秘書検定2級を保有
  • iDeCo・NISAで積立投資を社会人1年目から継続中

ランキング結果発表!

順位道具ひとこと
1位大型モニターこれがないと仕事になりません
2位遮光サングラス外出の必需品。僕は緑を愛用
3位スマホ(Xperia)文字拡大・ダークモードが無料でできる
4位複合機・スキャナー紙をデータにして、拡大して読む
5位白杖遠出や知らない道では必須
6位ルーペ正直僕には合いませんでした
タップできるもくじ

道具を選ぶときに僕が大事にしていること

ランキングの前に、僕の選び方をお話しさせてください。

「弘法筆を選ばず」ということわざがあります。
「名人は道具を選ばない」という意味です。

でも僕は逆だと思っています。
道具を選ぶことでできることが増えるからです。

たとえば、僕はノートパソコンだと文字が見えず、仕事になりません。
ところが大型モニターに変えるだけで、同じ仕事が普通にできます。

外出も同じです。
遮光サングラスがないと晴れた日はまぶしくて歩くのがつらい。
かけていれば、気持ちよく出かけられます。

あわせて読みたい
弱視の方におすすめな遮光サングラスとは?まぶしさで困っているあなたへへ当事者が解説 この記事で分かる事 遮光サングラスと、普通のサングラスのちがいはある? 僕が黒ではなく「緑」を選んだ理由は? 購入するまでの流れを知りたい! 遮光サングラスには...

できる・できないを分けているのは僕の能力ではなく道具選びでした。
だからこそ道具選びには時間をかける価値があると思っています。

僕が大事にしているのは、次の3つです。

僕が道具選びで大事にしている事
  • 「拡大できるか」ではなく「読みやすいか」で選ぶ
  • 毎日、無理なく使えるか
  • 買う前に試せるか、補助が使えるか

とくに1つ目が大事です。
ただ大きくしただけでは、読みやすくならないことがあるんです。
あとで出てくるルーペがまさにそれでした( 一一)

弱視の僕を助けてくれた道具ランキング6選

ここからが本題です。
実際に使っている道具を役に立っている順にご紹介します。

  1. 大型モニター
  2. 遮光サングラス
  3. スマホ(僕はXperia)
  4. 複合機・スキャナー(スマホのカメラでも代用できます)
  5. 白杖
  6. ルーペ

それぞれ詳しく解説しますね。

1位:大型モニター

僕の生活を一番変えてくれた道具です。

というのも、ノートパソコンでは文字が小さすぎて、そもそも作業ができないからです。
画面に顔を近づけても読めず、目だけがどんどん疲れていきます( 一一)

そこで、職場では大型モニターを用意してもらいました。
自宅では、HPの一体型の大型パソコンを使っています。

画面が大きくなると、僕の場合は文字をフォントサイズを少し大きくすればまだ見えます。

ちだっち

ノートPCで目に全集中させていた時よりも、
目の疲れもストレスも劇的に減りました!

もし今、ノートパソコン1台で無理をしているなら。
まず検討してほしいのが大型モニター購入です。

職場で使う場合は、配慮としてお願いしてみるのもアリですよ。
僕も「大型モニターを用意してほしい」と伝えて、使わせてもらっています。

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余談です僕はHPパソコンを購入する時はハピタス経由で購入してます。

ポイントがたまるのでオススメですね。

ちだっち

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2位:遮光サングラス

外に出るときの必需品です。

僕は光をとても強くまぶしく感じます。
明るいところでは全部がぼやけて、白い世界の中にいる感覚になるんです。

遮光サングラスは、普通のサングラスとちがいます。
全体を暗くするのではなく、まぶしさの原因になりやすい光を抑えてくれます。

僕は病院ですすめられて、何色か試しました。
黒は暗くなりすぎて、かえって見えにくい。
最終的に選んだのが、緑のレンズでした。

これをかけるようになってから、晴れた日の外出がかなり楽になりました。

選び方や値段、補助の話はこちらの記事にまとめています。

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3位:スマホ(僕はXperia)

肌身はなさず持ち歩く、一番身近な道具です。

僕が使っているのはXperia、つまりAndroidのスマホです。
理由はシンプルで、僕にとって設定がわかりやすいからです。

正直に言うと、iPhoneは設定が難しいと感じています。
あくまで僕の感覚ですが、使いづらかったので選んでいません。

そのスマホでやっているのが、次の3つの設定です。

僕が実際にスマホでしてる設定
  • 色反転機能を使う
  • 文字のフォントサイズを大きくする
  • ブラウザを白黒反転にする
  • 音声読み上げ機能を活用する

ダークモードと白黒反転はまぶしさ対策にもなります。
背景が黒くなると文字が浮き上がって見えるんです。
室内版の遮光サングラスのようなものですね。

うれしいのは、どれも最初から入っている機能だということ。
新しく買うものはなんと何もありません!

まずはここから試してみるのもアリですよ。
合わなければ元に戻せばいいだけですからね。

ちだっち

とはいえ設定がややこしすぎて最初は苦労しました(-_-;)

4位:複合機・スキャナー

見えにくい人にとって紙の書類は大きな壁です。
拡大もできず明るさも変えられないからです。

僕は1年目のころに住民税の税額通知をシステムに登録する作業をしてました。
税額通知書の形式もバラバラで文字の色が薄い(笑)マジで見えない。

そこで活躍したのが紙をデータに変えてくれる道具です。

  • 会社では複合機でスキャン
  • 家ではスマホのカメラで撮影することが多い

専用のスキャナーがなくても大丈夫です。
スマホのカメラでも十分に代わりになります。

PDFにしたらパソコンで好きなだけ拡大して読みます。
ファイルはGoogleドライブに保管して管理しています。


Googleドライブに保存しておけばフォルダー単位で要約してくれるのもうれしい限り。
AIさまさまですね。

5位:白杖

普段の慣れた道では、白杖を使っていません。

ただ、遠出をするときや、知らない道を歩くときは必須です。
段差や障害物に気づけるだけでなく、周りの人にも伝わるからです。

僕は見た目では弱視だとわかりません。
そのため、周囲から配慮されにくいという悩みがずっとありました。

白杖を持っていると、そこが変わります。
「見えにくい人なんだな」と、言葉なしで伝わるんです。

もちろん、持つかどうかは人それぞれです。
僕も、最初から気軽に持てたわけではありません。

それでも、慣れない場所で不安なときには本当に頼りになります。
「いつもは使わないけれど、必要なときだけ持つ」。
そんな使い方もアリだと思っています。

6位:ルーペ

最後は、正直に「合わなかった」道具です。

以前は僕もルーペを使っていました。
紙の文字を大きくできるので、便利だと思っていたんです。

ちだっち

ところが、拡大しても読みにくいことに気づきました。

僕の目は中心が見えにくくなるタイプです。
そのため多少大きくしただけでは読みやすくならないんですよね。
おまけに、見える範囲がせまくなって、文章を追うのも大変でした。

そんなわけで今はほとんど使っていません。

ただルーペが悪い道具というわけではありません。
見え方によってはとても役に立つはずです。
ここも「自分の目で試してから決める」が大事なところですね。

視覚障害者を助ける道具を買う前に知っておきたい補助の制度

道具の中には、補助が使えるものがあります。

「補装具費支給制度」という支援で、白杖や遮光眼鏡なども対象になることがあります。

厚生労働省の説明では、利用者の負担はこうなっています。

原則定率1割負担

出典:厚生労働省「補装具費支給制度の概要」(2026年9月時点)

申請の窓口はお住まいの市町村です。

所得によって上限額が変わり、所得が高いと対象外になることもあります。

対象になる品目や条件は自治体によってちがいます。
だからこそ買ってしまう前に窓口へ相談してみてください。

僕は遮光サングラスを作ったときこの制度を知りませんでした。
その結果3万円を全額自分で払っています。
知らないだけで損をするのは、本当にもったいないですよね。

ちだっち

僕のような失敗をしないためにも、
ぜひ下調べをするようにしましょう。

よくある質問(FAQ)

視覚障害者の補装具には何がありますか?

白杖(盲人安全つえ)や遮光眼鏡などが、補装具として支給の対象になることがあります。
ほかにも対象の品目はありますが、条件は自治体によってちがいます。
まずは市町村の障害福祉の窓口で確認してみてくださいね。

視覚障害者が使っているものは何ですか?

人によって大きくちがいます。
僕の場合は、大型モニター、遮光サングラス、読み上げ機能、白杖などです。
全盲の方と弱視の僕とでは、必要な道具もまったく変わります。

視覚障害者を助ける工夫はありますか?

特別な道具より、身近な工夫のほうが効くこともあります。
たとえば、紙の資料をデータ化する。文字を大きくする。明るさを調整する。
どれもお金をかけずにできて、僕はとても助かっています。

まとめ:道具は「試してから選ぶ」が一番

最後に、この記事のポイントをまとめます。

この記事で分かる事
  • 一番役に立っているのは大型モニター。ノートパソコン1台での作業は無理でした
  • 外出の必需品は遮光サングラス(僕は緑)
  • スマホはXperia(Android)。フォント拡大・ダークモード・白黒反転は無料でできます
  • 紙は複合機やスマホのカメラでデータにして、パソコンで拡大して読む
  • 白杖は、遠出や知らない道を歩くときに使っています
  • ルーペは合わなかった。大きくすれば読める、とは限りません

道具は、人によって合う・合わないがはっきり分かれます。
僕のランキングも、そのまま正解にはなりません。

ちだっち

まずは、お金のかからない表示設定から試してみるのがおすすめ!

あなたが使っている道具や、「これは合わなかった」という話も、ぜひコメントで教えてください。

今日の工夫が、あなたの毎日に少しでも心地よい『栞』となれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

ちだっちのアバター ちだっち 弱視の会社員ブロガー

両目0.02の弱視(錐体ジストロフィー)で、白杖は使っていません。
総務の仕事をしながら、「1年契約社員」という自分に合った働き方を続けています。記事の感想や、あなたの工夫もコメントで教えてもらえると嬉しいです。ほかの記事も、のぞいていってくださいね。

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